概要:SSHプロトコルで使用する鍵ペア(公開鍵/秘密鍵)の作成とセットアップ方法。
鍵ペアはPuTTYgenにより作成します。PuTTYgenはWinSCPの導入時に一緒に導入されますが、PuTTY: A Free Telnet/SSH Clientからもダウンロードできます。

1. 鍵ペア(公開鍵/秘密鍵)の作成

  1. ) Windowsの
    スタートメニュー⇒すべてのプログラム⇒WinSCP⇒鍵関連ツール⇒PuTTYgen
    で、鍵ペア作成ツールを起動します。
    注:WinSCPを導入した場合
    centos/PuTTYgen-1.jpg
  2. ) ParametersのSSH2DSAを選択してGenerateボタンを押下します。
  3. ) 乱数を発生させるためKeyエリアでマウスを適当に動かします。 centos/PuTTYgen-2.jpg
  4. ) Key passphraseとConfirm passphraseに任意のパスフレーズ(SSHサーバーへのログイン時に指定するパスワード)を入力してSave private keyボタンを押下し、適当なファイル名で保存します。 ← これが秘密鍵です。
    秘密鍵はクライアント側に保存しておきます。
    centos/PuTTYgen-3.jpg
  5. ) Public key for pasting into OpenSSH authorized_keys file内の文字列を全て選択して適当なファイル(例:public.pub)にコピーして保存します。 ← これが公開鍵です。

2. 公開鍵セットアップ

  1. ) 作成した公開鍵(ユーザから受取る場合もある)をサーバーに転送します。(例:public.pubというファイル名で/tmp/workディレクトリに転送します)
    (公開鍵は盗聴されても問題ないので、転送手段はメールやFTP等なんでもかまいません。 )
  2. ) 公開鍵の設定
    例としてここでは、ユーザをcentosとします。
    注:公開鍵格納ディレクトリはテンプレートディレクトリーで既に作成されているものとします。
    # mv /tmp/work/public.pub /home/centos/.ssh/authorized_keys2 ← 公開鍵をauthorized_keys2として保存
    # chown centos. /home/centos/.ssh/authorized_keys2   ← 公開鍵の所有者を変更
    # chmod 600 /home/centos/.ssh/authorized_keys2       ← 公開鍵のパーミッションを変更
    
     

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Last-modified: 2014-03-11 (火) 02:00:03 (3693d)