PukiWiki改造 その6 (sup,sub,svgb)
概要: †
ページ作成中にあったら便利だと思ったちょっとした機能(PLUGIN)を追加しました。
1.上付き文字 †
数式を書くときに上付き文字が必要になったので作成しました。
sup.inc.php
- 種別
インライン型プラグイン
- 書式
&sup(引数);
- 概要
対象文字列を上付き文字で表示します。
- 引数
上付きにする文字列。
- 使用方法
&sup(対象文字列); 注:コンマを含めない。
インラインで上付きにします。
- 処理内容
引数の文字列の前後を<sup>と</sup>で挟みます。
- 備考
対象文字列の中にコンマ「,」を含めることはできません。コンマは引数の区切りなので、コンマが入ると引数が増えたと判断しエラーとなります。
2.下付き文字 †
数式を書くときに下付き文字が必要になったので作成しました。
sub.inc.php
- 種別
インライン型プラグイン
- 書式
&sub(引数);
- 概要
対象文字列を上付き文字で表示します。
- 引数
上付きにする文字列。
- 使用方法
&sub(対象文字列); 注:コンマを含めない。
インラインで下付きにします。
- 処理内容
引数の文字列の前後を<sub>と</sub>で挟みます。
- 備考
対象文字列の中にコンマ「,」を含めることはできません。コンマは引数の区切りなので、コンマが入ると引数が増えたと判断しエラーとなります。
3.SVG †
ページ内にSVGでの表示ができるようにしました。
svgb.inc.php
- 種別
マルチブロック型プラグイン
- 書式
#svgb(width,height[,option]){{
ブロック要素
}}
- 概要
SVGを表示します。
- 引数
width:SVG領域の幅(単位:px)
height:SVG領域の高さ(単位:px)
option:SVG領域全体に設定する属性の羅列。無くてもよい。
ブロック要素:SVG要素の記述。Javascriptもこの中に含める。
- 使用方法
#svgb(400,200,stroke="black" stroke-width="1"){{
<path d="M 25,25 L 25,75 75,75 75,25" fill="green"/>
}};
以下の図形が表示されます。
- 処理内容
SVG要素の前に
<?xml version="1.0" standalone="no"?>
<!DOCTYPE svg PUBLIC "-//W3C//DTD SVG 1.1//EN" "http://www.w3.org/Graphics/SVG/1.1/DTD/svg11.dtd">
<svg xmlns="http://www.w3.org/2000/svg" version="1.1" width="100" height="100" stroke="black" stroke-width="1">
SVG要素の後に
</svg>
を書き出してSVGを表示できるようにします。
- 備考
SVG要素の部分をそのまま表示します。そのためWikiの編集権限を一般公開しての使用は危険なので、Wikiの編集権限を一般公開する場合は使用しないでください。