1. CentOSのダウンロードページからインストールDVDイメージをダウンロードする。
下記URLにアクセスするとバージョン5の最新のファイルが表示されるので、該当のDVDイメージをダウンロードする。(下記はバージョン5.4の例です。) [ http://ftp.riken.jp/Linux/centos/5/isos/i386/ ]
Index of /Linux/centos/5/isos/i386

    Name                                            Last modified      Size  Description
-------------------------------------------------------------------------------------------
back.gif Parent Directory 
cd.gifCentOS-5.4-i386-LiveCD.iso       03-Oct-2009 00:14  690M
cd.gif CentOS-5.4-i386-bin-1of6.iso     02-Oct-2009 21:45  621M
unknown.gif CentOS-5.4-i386-bin-1to6.torrent  14-Oct-2009 22:15  298K
cd.gif CentOS-5.4-i386-bin-2of6.iso     02-Oct-2009 21:45  636M
cd.gif CentOS-5.4-i386-bin-3of6.iso     02-Oct-2009 21:45  633M
cd.gif CentOS-5.4-i386-bin-4of6.iso     02-Oct-2009 21:45  636M
cd.gif CentOS-5.4-i386-bin-5of6.iso     02-Oct-2009 21:45  637M
cd.gif CentOS-5.4-i386-bin-6of6.iso     02-Oct-2009 21:46  648M
cd.gif CentOS-5.4-i386-bin-DVD.iso      02-Oct-2009 21:35  3.7G <=== をDownload
unknown.gif CentOS-5.4-i386-bin-DVD.torrent  14-Oct-2009 22:16  298K
cd.gif CentOS-5.4-i386-netinstall.iso   02-Oct-2009 21:30  8.9M
text.gif md5sum.txt                       03-Oct-2009 02:46  566
unknown.gif md5sum.txt.asc                   14-Oct-2009 22:06  802
text.gif sha1sum.txt                      03-Oct-2009 02:47  638
unknown.gif sha1sum.txt.asc                  14-Oct-2009 22:06  874

上記のCentOS-5.4-i386-bin-DVD.isoをDownloadする。

2. ISOイメージをDVDにCopyする。

  • DVD Decrypterを使用。
  • DAEMON ToolsをPCにインストールしている場合は、Downloadしたisoファイルをそのままマウントしてインストールできる。

3. CentOS 5.4 インストール

VMwareで既存のVM(Virtual Machine)上に再インストールする場合、BIOSの設定変更を以下のようにする。

  1. )Summary TabでConfigure VMをクリック
  2. )Power TabでBIOS Setupの
    Enter the BIOS setup screen the next time this virtual machine boots.
    をチェックする。
  3. )BIOSの画面でBootのTabでCD Driveを一番上にする。
  4. )OSをインストール後Bootの順番を元に戻す。(上記 2)の再設定が必要。)
  1. ) CentOSインストール実行
    DVDを挿入してPC(又はVM)を起動する。
    インストーラには「グラフィカル・モード」,「テキスト・モード」の2種類ある。今回はグラフィカル・モードでインストール作業を進めるので,画面下に「boot:」と表示されたら[Enter]キーを押して次に進む。
    centos/osinst-01.jpg
  2. ) メディアテスト
    ここではメディアテストをしないので「Skip」を選択する。
    ※カーソルの移動はTabキーで、決定はEnterキーを押下する centos/osinst-02.jpg
  3. ) CentOSグラフィカルインストーラ起動
    「Next」をクリックする。
    centos/osinst-03.jpg
  4. ) 言語選択
    「Japanese(日本語)」を選択して「Next」をクリックする。
    centos/osinst-04.jpg
  5. ) キーボード設定
    「日本語」を選択して「次」 をクリックする。
    centos/osinst-05.jpg
  6. ) アップグレードの検証
    「インストール」を選択して「次」 をクリックする。
    ※インストーラがハード・ディスク内の既存のCentOSを認識すると,この画面が表示される centos/osinst-06.jpg
  7. ) ディスクパーティション設定
    「選択したドライブ上のすべてのパーティションを削除してデフォルトのレイアウトを作成します。」を選択して「次」をクリックする。
    centos/osinst-07.jpg
    ※警告ウィンドウが表示されたら「はい」をクリック する。
    centos/osinst-08.jpg
  8. ) ネットワークデバイス設定
    DHCPサーバーを使用してIPアドレスが固定でない場合は「次へ」をクリックし、「タイムゾーンの選択」に進む。
    IPアドレスを固定する場合は「編集」をクリックする。
    centos/osinst-09.jpg
  9. ) インターフェイスeth0設定
    ・「Enable IPv4 support」にある「Manual configuration」を選択する。
    ・「IP Address」にホストに設定するIPアドレス(例:192.168.0.1)を入力する。
    ・「Prefix」にサーバーのネットマスク(例:255.255.255.0)を入力する。
    ・「Enable IPv6 support」のチェックをはずす。
    設定ができたら「OK」をクリックする。
    centos/osinst-10.jpg
  10. ) ホスト名、ゲートウェイ、DNS設定
    ネットワークの設定画面に戻ったら,
    ・「ホスト名」にホスト名+ドメイン名(例:centos5.localdomain)を入力する。
    ・「ゲートウェイ」にデフォルト・ゲートウェイのIPアドレス(例:192.168.0.1)をする。
    ・「1番目の DNS」にDNSのIPアドレス(例:192.168.0.1)を入力する。
    設定ができたら「次」をクリックする。
    centos/osinst-11.jpg
  11. ) タイムゾーンの選択
    「アジア/東京」を選択する。
    「システムクロックでUTCを使用」のチェックをはずして「次」をクリックする。
    centos/osinst-12.jpg
  12. ) root(管理ユーザ)パスワード設定
    任意のrootユーザパスワードを2箇所入力して「次」 をクリックする。
    centos/osinst-13.jpg
  13. ) インストールパッケージ選択
    「Desktop - Gnome」のチェックをはずす。
    「今すぐカスタマイズする」を選択して「次」 をクリックする。
    centos/osinst-14.jpg
  14. ) 「デスクトップ環境」パッケージグループのインストールパッケージ選択
    全てのチェックをはずす。
    centos/osinst-15.jpg
  15. ) 「アプリケーション」パッケージグループのインストールパッケージ選択
    全てのチェックをはずす。
    centos/osinst-16.jpg
  16. ) 「開発」パッケージグループのインストールパッケージ選択
    「開発ツール」のみ選択して他は全てチェックをはずす。
    centos/osinst-17.jpg
  17. ) 「サーバー」パッケージグループのインストールパッケージ選択
    全てのチェックをはずす。
    centos/osinst-18.jpg
  18. ) 「ベースシステム」パッケージグループのインストールパッケージ選択
    「ベース」のみ選択して他は全てチェックをはずして「オプションパッケージ」をクリックする。
    centos/osinst-19.jpg
  19. ) 「ベース」パッケージグループのインストールパッケージ選択
    「firstboot-tui」のチェックをはずして「閉じる」をクリックする。
    ※CentOSインストール後の初回起動時に「Setup Agent」メッセージが表示されないようにするため(後で設定)。
    centos/osinst-20.jpg
  20. ) 「仮想化」パッケージグループのインストールパッケージ選択
    全てのチェックをはずす。
    centos/osinst-21.jpg
  21. ) 「クラスタリング」パッケージグループのインストールパッケージ選択
    全てのチェックをはずす。
    centos/osinst-22.jpg
  22. ) 「クラスタストレージ」パッケージグループのインストールパッケージ選択
    全てのチェックをはずす。
    centos/osinst-23.jpg
  23. ) 「言語」パッケージグループのインストールパッケージ選択
    「日本語のサポート」のみ選択して他は全てチェックをはずして「次」をクリックする。
    centos/osinst-24.jpg
  24. ) インストール準備完了
    「インストール準備完了」の画面で「次」をクリックすると,ファイルのコピーが始まる。
    centos/osinst-25.jpg
     
    centos/osinst-26.jpg
  25. ) インストール完了
    パッケージのコピーが終了したら,「再起動」ボタンをクリックしてDVD-ROMを取り出す。
    centos/osinst-27.jpg
  26. ) CentOSの再起動
    パソコンが再起動して,ブートローダーGRUBが起動し、Enterを押すか,そのまま3秒間待つとCentOSが起動する。
    centos/osinst-28.jpg

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Last-modified: 2014-03-11 (火) 01:59:57 (3921d)