はじめに †
このページはこのサイトをVPS(Virtual Private Service)でCentOS(セント・オーエス)バージョン6で構築した時の備忘録です。
CentOS(Community ENTerprise Operating System)は、Red Hat Enterprise Linuxとの完全互換を目指したフリーのLinuxディストリビューションひとつです。
Wipipedia
サイトを公開するに当たって、自宅のサーバーではなくVPSを選択した理由は以前のバージョンが5.4だったので、折角だからバージョン6にバージョンアップし、ついでに64bitにしようと思ったからです。そして64bitのPCを新しく買うよりVPSの方が安いということと、電気代がかからない、停電等によるダウンのリスクが小さい、固定のIPアドレスが取れる、バックアップを定期的にとっているという理由です。商業使用ではないのでそんなに性能やHDDの容量は必要ではなく、root権限付きで安いVPSを利用しました。
サイトの公開で必要な機能のみを構築しているので、他の機能については以前Centosバージョン5.4をパソコンのVM(Virtual Machine)環境で構築した時の上記備忘録を参照して下さい。バージョンは古くなりますが、より多くの機能について記述しているので参考にして下さい。
概要 †
基本方針 †
- VPSでの運用のためGUIでの操作ではなくすべてコマンドのみの操作です。
- VPSで既に導入されているパッケージを利用します。そのパッケージの導入については記述していません。
- 公開するのでセキュリティー対策を実施します。
- パッケージ管理ができるよう可能な限りyum,rpmを使用します。
- ファイルをダウンロードして解凍などする場合は、作業ディレクトリーで行います。
環境 †
- VPS:お名前.comのVPS 2Gプラン(2014/3/16より)
- root権限:あり
- 費用:13,187円(年額)(1,099円/月)(税抜)。初期費用:0円(キャンペーン中のため)
- OS:CentOS release 6.5 (Final) (初期は6.2でしたがyum update後6.5にバージョンアップ)
- CPU:3コア
- HDD:200B
- メモリー:2GB
- ドメイン:StarDomainで取得
.netは850円/年(税込)。但しキャンペーン中で初年は380円/年(税込)でした。
CentOSサーバー構築 †
- CentOSベース導入と設定(7)
- セキュリティー設定(8)
- 基本機能導入 (13)
- アプリケーションの導入 (12)
- Appendix(4)
- コメント